「三年番茶」の元祖にして決定版がこれです。
作者は、鹿児島県で「大口食養村」を営む川上さんご夫妻。
オーサワジャパンのスタッフだった川上さんたちは、30数年前に鹿児島に移住され、
まったくの未体験から茶の木を植え育て、加工方法を試行錯誤し、
三年番茶を完成されました。
鹿児島といっても大口がある伊佐市は、「鹿児島の北海道」といわれる寒冷な土地柄。
球磨と県境を接し、気候の質はほぼ同じです。
氷点下の気温が続き、雪もちらつく、一年で最も寒い時期が茶葉の刈り取りのとき。
すでに2年から3年育てられ、太陽と風雪をしっかり受けた茶葉です。
(緑茶は生まれたての「新芽」を刈り取ります)
どの作物もそうですが、
凍りつくような寒い時期ほど、作物は糖度と旨みを蓄え、苦味が減ります。
三年番茶の美味しさの理由のひとつです。
このお茶の茶葉です。
普通のお茶は新芽の時期に刈り取り、即、釜炒りして袋詰めしますが、
このお茶は、収穫後、すぐに釜炒りを行い、それを袋に詰めてさらに3年間熟成させます。
熟成したお茶を最後に再び釜炒りして、ようやくできあり。
類似品は他にもありますが、川上さんのこのお茶とはまったく違うと感じます。
以前から川上さんとはおつきあいさせていただいておりますが、
体に不調を抱えているときほど、「やっぱりこのお茶」と、薬のように頼りにしてしまいます。
◆梅醤番茶の作り方(1人分)
梅干をしっかりつぶし、しょうが汁と醤油をそれぞれ小さじ1と一緒に湯のみにいれます。そこに「薪火寒茶」を注いでできあがり。たくさん作るときは、種を外した梅干しをすり鉢ですってつぶすのをお勧めします。
◆うがいにおすすめ!塩番茶の作り方
「薪火寒茶」にお茶の1%の海塩を入れよく混ぜてうがいします。
★★★このお茶を飲むだけで、不調が改善することをお約束する意味では、もちろん、ありません。★★★
●●●「薪火寒茶」のおいしい飲み方●●●
【1】1リットルの水に、大さじ3杯の茶葉をいれて、沸騰させたら15分以上煮て、好みの濃さにします。
できあがりをポットに移しておくと、温度と濃さを保つことができます。
【2】梅醤番茶
A 出来上がった200ccのお茶に、小さじ1.5杯の醤油を加えていただく「醤油番茶」
B 上記のほかに、梅干1個と生姜のすりおろしを加える「梅醤番茶」、
C 風邪の引き始めや予防に、お茶に自然塩を1%加えてうがいや鼻洗浄に。
★常温便でお送りします。冷蔵品との同梱の場合は、冷蔵便になります。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。