★「前期の桃」でお送りできなかったときには、自動的に「あかつき」「川中島白桃」などの7月中旬以降の「後期の桃」でお送りします。収穫量が予想できないため、ご迷惑をおかけいたします。
★6月~7月初旬(前後する可能性があります)の間で受け取れない時期が確定している場合は、注文時でもその後でも必ずお知らせください。
★到着日指定は原則としてお受けできませんが、直近の日でなければお受けできることがあります。
自然にまかせた状態で、日本で最も早く桃の収穫を迎える場所のひとつは、熊本です。
季節のいちばん乗りでお送りするのは、ちよひめ。
その名のとおりお姫さまのようなかわいらしさが人気です。
直径7~10センチと小さめで、極早生の品種の代表格。夏の太陽を長く浴びていない桃ならではの、あっさりした淡白な風味が特長です。
甘みの強さは後期桃に譲りますが、ほんとにジューシー。
日川白鳳も、早生品種でちよひめの流れをくむ、あっさりとした淡白さが持ち味です。
サイズは少し大きくなりますが、ジューシーで風味が豊か。
桃夭は、今年から少量ながら販売開始予定。早生の桃には珍しく果肉が硬めで、糖度も高めの桃です。
「水蜜桃」という言葉を思わせる、したたるような桃ジュースのかぐわしさをお愉しみください。
とうようは、川中島白桃を親にする早生桃です。前期の桃にしては糖度はありますが、固い桃です。
発送のときに収穫を迎えている品種をお送りします。
「前期の桃」の収穫は、例年は6月6日~7月頭です。前後する可能性があります。
桃は20~30回の農薬使用が普通の作物ですが、当園では通常の1割以下の農薬散布です。
病気や害虫の大発生で、ご注文をお受けしてもお送りできなくなるリスクは常に、当園のどの果物でもありますが、農薬を削減する理由は1にも2にも味が違うからです。
このような感覚をお持ちの方からはご支持をいただいていますが、そうでない方にはお気に召さない可能性もありますことをくれぐれもご了承のうえご購入ください。
アレルギーをおもちの方からも、「錦自然農園の桃だけ食べられる」とよくいわれますが、誰でも大丈夫という意味ではありません。
肥料、堆肥は不使用。
堆肥などを与えなくなって13年たちましたが、効果は多雨の年、顕著にあらわれました。
収穫期に長期の豪雨にみまわれ、付近の桃の味が一斉に落ちたといわれましたが、
当園の桃を食べた近所の人から、「どうしてここだけ甘いのか」と驚かれました。
肥料によって余分の窒素が植物内部にあると、木は根からできるかぎりの水を吸い上げ<余分の窒素を洗い流そうすると聞いています。余分の窒素が内部にないと、水を余分に必要としないので、周囲にどれだけ大量の水があっても、根は必要以上の水分を吸い上げないそうです。
おかげで、不思議なくらい多雨の味への影響が少ない桃になりました。
肥料を使って栽培した桃、また7月下旬以降に当園で収穫する「後期の桃」と比べるとあっさりしたあじわいですが、
「前期の桃」の香りの良さとジューシーさは桃好きにたいへん高い人気をいただいています。
「桃すごく美味しかった。こんなの食べたことない。
これはもう桃じゃない。別のくだものみたい」
(お客様の声より)
当地は暑さは40℃近く、寒さは氷点下15℃まで。豪雨、台風は熱帯雨林のごとく、
旱魃も情け容赦なく襲いかかる場所。
そんな場所で肥料も堆肥もやらない。農薬も少しだけ。
天と地のくれるものを全身にうけて、星の運行にしたがって実を点し、自然のならすままに成熟を迎えた果実を箱詰めしてお届けします。
当園の桃の最大の特長は完熟収穫です。
桃でこれを行うのはたいへんリスクが高くなり、経営をおびやかしておりますが、桃のおいしさは断然違います。
時に中が黒くなっていることがありますが、これは完熟のせいというより、糖度が高いせいです。
一般的に桃の内部の黒い部分は苦味と感じるものですが、当園のそれは、特に甘い部分で不良品ではありません。安心して召し上がってください。
肥料をやらない果物は、硬くなる傾向があります。
前期の桃はあまり硬くないほうですが、たまに硬いことがあります。
時間をかけて柔らかくするより、桃の個性を楽しんでいただければ幸いです。
気温が高くて、体がバランスを崩しがちな時期ですが
桃を食べて、大地のエネルギーをからだに取り込みましょう
「食べ物からエネルギーをもらうってこういうことなんだと実感しました」
(
お客様の声より)
ありがとうございます。
つくる苦労もいろいろありますが、皆様に喜んでいただけている声は、とってもうれしいです。励みになります!
今後ともよろしくお願いいたします。